ビースト!!のJapanese styleで落ちた
「ビースト!!」で関ジャニに落ちた。
もう、書いてしまおうと思う。シングル「罪と夏」で関ジャニに興味を持ったと察した友人が「かずらちゃんは絶対これ気に入ると思うよ」と言って見せてくれたのが「ビースト!!」だ。
昔卒業アルバムに 書いた俺は宇宙飛行士
青いのはこの地球か 俺のケツだったのか Nobody kows...
の言い回しが上手いと思った。確かに青二才が描きそうな夢だ。この二行頭から次の歌詞に入るまでの間奏で、「これ錦戸君が作詞してるんだよ」と友人が教えてくれた。錦戸君は知ってるぞ、昔はイノッチにクセ足してイケメンにしたような顔だったあの男だろう。
歌詞のストーリーは、うだつの上がらない(多分)サラリーマンの主人公が、些細な幸せに舞い上がったり、ちょっとしたことでオロオロ迷ったりしつつ、それでも日本男児なんだ!と奮い立たせる歌だ。多分。詳しいストーリーはやっぱり分からない。Aメロが平凡なリーマンを歌っているかと思ったらサビで少し独りよがりに突き進んでいる感じがするし、心もとない。でもアップテンポな曲と、面白言い回しばかりで「集中して聞く」歌だと思った。
私にとってはですけど。もっと何も考えずに曲調だけで楽しむのもアリだと思います。
さて。この曲に一貫しているのは「根拠はないけどある自信」。ひとめぼれしたカフェの店員が自分を噂していると勘違いしたり、
空は飛べない力も弱い でもきっと強い
どこにいるの?悲しくない?泣いてるの?
なんて歌っている。強い、っていうのは主人公の虚栄心そのままだし、別にカフェの店員は悲しくもないし泣いてもいない。主人公がいなくたってまったく変わらないだろう。なんでこんなにテンション高いんだと思っていたけど、一番の二回目のAメロで
出来ることは人並みに取り組んできたつもりです
でも先週気づいたんだ 僕が得る幸せも人並みです
と歌っているから、人並み以上の幸せを得るためにここまで一生懸命になっているのかな、と気が付いた。でもいきなり人は変われないから、一々落ち込むときもある、とか。考えすぎか。全く何にも考えられてなかったらお笑いモノですね。
錦戸さんこういう面白い歌いつも書いてるのかと思ったら、結構正統派なアイドルソングのが多いんですってね。こっちの路線いいのに。錦戸さんがこういう路線で行くなら逆にいい。
あと、あの、実際この曲を聴いたのはDVDの映像からなんですけども、ふんどしは反則だったよね。
脱ぐからあんなに絞っていたのか、当時何かしらお仕事で体仕上げていたのかは知りませんが、丸山さん非常に格好良かったです。特に人力の代車で移動するときの姿が非常に良かった。堂々としてた。昨今脱ぎ仕事を嫌がる芸人だっているってのに(H、あなたですよ)、なんなんだこの潔さは。
歌詞がどーたら、曲調がどーたら言ってるくせに決め手はふんどしでした。仕方ないじゃん、ある程度格好いい男が裸になってて興奮しない女はいないだろ!!!